ボードゲームの中でも知名度の高い「ごきぶりポーカー」
それとは別バージョンの「ごきぶりポーカーロイヤル」が存在していることを知っていますでしょうか?
一見カードの内容物やルールに違いが無さそうですが、一体どこが違うのでしょうか?
この記事では「ごきぶりポーカーロイヤルは通常版と何が違うのか知りたい」、「どっちのボドゲが自分に合っているのか知りたい」
という方に向けて様々な観点から2つを比較していきます。
見た目
パッケージは通常版の背景はオレンジ色で、ロイヤルは背景が青く、ゴキブリが王冠を被っているのですぐに見分けがつきます。
次にカードの見た目ですが、表面のイラストの雰囲気に大きな違いは無いですが、裏面は大きく異なっています。
通常版では裏面を見れば、8種類の生き物で何がラインナップされていたか、すぐに確認することができます。
ロイヤルではそういったことはできませんが、青の発色は良く、比較的オシャレな見た目になりました。
内容物
ごきぶりポーカーでは8種類の生き物が8枚ずつ(64枚)ありましたが、ロイヤルでは7種類となり、クモのカードが無くなりました。
ですがロイヤルでは7種類8枚ずつの生き物カード(56枚)に加え、ロイヤルカードとスペシャルカードが加わりました。
ロイヤルカード 7枚
各生き物に1枚ずつ王冠を被ったロイヤルカードが追加されました。
このカードで勝負に負けた場合、通常版とは異なり追加でカードを受け取らなければいけません。
スペシャルカード
2枚のスペシャルカードも追加され、片方はどの生き物にもなれないカードで、もう片方はロイヤルカード以外の全ての生き物として扱うことができるカードとなっています。
このカードで勝負に負けた場合、通常版とは大きく異なり手札に加わります。
代わりに手札から別の生き物カードを表向きで手元に出さなくてはなりません。
ルール
ごきぶりポーカーもロイヤルも核となるルールに違いは無いです。
ですがロイヤルカード、スペシャルカードが加わったことで最初の準備やルールに変更点があります。
この項目ではロイヤルで追加されたルールを紹介していきます。
山札が登場
準備段階で全員にカードを配る前に、ランダムでカードを7枚抜き、テーブル中央に置かれることになりました。
この山札はロイヤルカードで負けた時、上から1枚受け取って手元に表向きで置かなければいけません。
その為ロイヤルカードが一気に逆転できる要素となっています。
手札に加わるカードが登場
先述した通り、スペシャルカードで負けた時、手元に移動せず手札に加わります。
その後、直前の勝負で宣言(これはOOですと)されていた生き物のカードを1枚、手札から出さなければいけません。
出せない場合、それ以外のカードを2枚出さなければいけません。
ロイヤルカードと同様、一気に負けに直結するカードですが、手札に加わった後はカウンターで使えるようになるため勝負を大きく盛り上げる要素となっています。
どっちがおすすめか
ごきぶりポーカーとロイヤルがそれぞれ誰におすすめできるかという点ですが、
「誰でも簡単にできて、入手しやすい心理戦系のボドゲが欲しい」という方は通常のごきぶりポーカーがおすすめです。
ルールがシンプルであり、売っている場所も多く手軽に手に入れることができます。
一方で「ごきぶりポーカーのようなゲームが大好きで、運や逆転の要素が加わったルールで遊んでみたい」という方はごきぶりポーカーロイヤルがおすすめです。
逆転が狙える要素によって戦略の幅も広がっているので、ちょっと凝ったボードゲームがしたいという時にぴったりです。
まとめ
ごきぶりポーカーロイヤルと通常のごきぶりポーカーの違いを見ていくと、全くの別ゲーという訳では無く、意外と見た目や核となるルールに大幅な違いは無いということがわかりました。
ごきぶりポーカーによる手札だけの勝負も、ごきぶりポーカーロイヤルで追加された山札があるランダム要素も、どちらも駆け引きを楽しむためには絶好のボードゲームです。
今回の記事ではルールを細かく説明しませんでしたが、2つのボドゲの魅力が伝わって、今後のボードゲーム選びの参考になっていれば幸いです。
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