「初心者でもできる心理戦がしたい」「複数人でできる簡単なゲームを探している」という方、赤ずきんは眠らないというボードゲームはいかがでしょうか。
見た目からして人狼ゲームと勘違いしてしまいますが、その内容は全く違っており、人狼ゲームよりもシンプルなルールとなっています。
この記事では赤ずきんは眠らないのルール説明、面白いポイントや誰におすすめできるか紹介していきます。
この記事を読んで、今後のボードゲーム選びの参考にしてもらえたら幸いです。
どんなゲームなのか
赤ずきんは眠らないは心理戦を楽しめるゲームです。はらぺこ狼役や赤ずきん役のカードがありますが、難しい特殊能力などが無く、初心者にもオススメできます。
はらぺこ狼を出し抜き、10点を獲得することを目指しましょう。
内容物
まずは内容物の説明です。
各項目ごとに、イラスト付きで何に使うのか簡単に説明していきます。
キャラクターカード(6種6枚)
キャラクターカードは各プレイヤーに1枚ずつ渡されます。
はらぺこ狼を持っているプレイヤーと、それ以外のカードを持っているプレイヤーで行うことが違います。
基本的にカードは何度も配り直しがあるので、同じカードをずっと持っていることはありません。
右下にプレイヤー人数ごとに使うカードが書かれています。
おうちタイル(6枚)
おうちタイルははらぺこ狼以外のプレイヤーが使うタイルです。
ルールについては後述しますが、はらぺこ狼は「おやすみなさい」を表にしているプレイヤーを指定できればポイントを獲得できます。
得点トークン(2種30個)
得点トークンは丸くて透明な1点分のトークンと、ハート型で赤い5点分のトークンがあります。
基本的には1点分のトークンをよく使い、5点分のトークンは両替用です。
進行早見表(6枚)
進行早見表は全員に配られ、ゲームの流れが分かりやすく書かれています。
ゲームに直接関わることはありません。
ゲームの準備
ここからはゲームの準備を項目に分けて説明していきます。
実際に「赤ずきんは眠らない」を持っている人は、ぜひこの記事を見ながら準備してみてください。
得点トークンをテーブル中央に置いておく
まずは得点トークンを全員の手が届くところに置いておきます。
おうちタイルと進行早見表を全員に1枚ずつ配る
各プレイヤーはおうちタイルと進行早見表を1枚ずつ受け取ります。
遊ぶ人数に合わせてキャラクターカードを用意する
キャラクターカードの右下を見て、人数に対応したカードを用意します。
アイコンの数がプレイヤーの数以下のカードを全て使います。
例えば5人で遊ぶ場合はこれらのカードを用意します⇩
使わないカードは箱にしまっておきます。
一人がはらぺこ狼のキャラクターカードを受け取る
最もはらぺこなプレイヤー(じゃんけんで決めてもよい)が最初のはらぺこ狼役となり、はらぺこ狼のカードを受け取ります。
残りのキャラクターカードを1枚ずつ配る
最後にはらぺこ狼役のプレイヤーは、今回使用する他のキャラクターカードを全て受け取り、他のプレイヤーに1枚ずつ配ります。この時誰にどのカードを配っていも良いです。
これで準備は完了です。
ゲームの流れ
いよいよゲームの流れを説明していきます。
大まかに3つのステップしかなく、どのステップも簡単な処理しかない為、読めば誰でもすぐに遊べるでしょう。
①おうちタイルの配置
はらぺこ狼以外のプレイヤーは一斉におうちタイルの配置をしていきます。
タイルの「おやすみなさい」と「トラップ」どちらを表向きにするか決め、他のプレイヤーに見られないようキャラクターカードの下に忍ばせておきます。
後述する「②はらぺこ狼のターン」の時に狙われないと思ったら「おやすみなさい」、逆に狙われると思ったら「トラップ」を表にしておくと良いでしょう。
全員がタイルを忍ばせたら次のステップです。
②はらぺこ狼のターン
はらぺこ狼役のプレイヤーは、おうちタイルを忍ばせているプレイヤーのうち1人だけ指定し、そのキャラクターカードをめくってタイルを確認します。
この時のタイルが「おやすみなさい」、「トラップ」どちらが表なのかで得点を獲得できるプレイヤーが変わります。
さらに、はらぺこ狼に指定されなかったプレイヤーも、タイルの内容によって得点が獲得できるか変わります。
おやすみなさいの場合
指定されたプレイヤーが「おやすみなさい」を表にしていた場合、はらぺこ狼に得点が入ります。テーブル中央から指定したキャラクターカードの左上の数字分だけ得点を獲得します。
例えば赤ずきんを指定しておやすみなさいだった場合、3点獲得します。
その後指定されたプレイヤーは、持っている得点をキャラクターカードに書かれた数字分だけテーブル中央に戻します。足りない場合はあるだけ戻します。(得点は0より低くなりません)
トラップの場合
指定されたプレイヤーが「トラップ」を表にしていた場合、指定されたプレイヤーに得点が入ります。キャラクターカードに書かれている数字分だけテーブル中央から獲得します。
その後はらぺこ狼は、持っている得点を指定したキャラクターカードに書かれた数字分だけテーブル中央に戻します。足りない場合はあるだけ戻します。(得点は0より低くなりません)
はらぺこ狼に狙われなかったプレイヤー
はらぺこ狼に指定されなかったプレイヤーのうち、「おやすみなさい」を表にしているプレイヤーには得点が入ります。キャラクターカードに書かれた数字分だけテーブル中央から獲得です。
「トラップ」を表にしており、はらぺこ狼に指定されなかったプレイヤーには得点が入りません。
③新しいキャラクターの選択
「②はらぺこ狼のターン」で得点を失ったプレイヤー(指定されて「おやすみなさい」を表にしていたキャラクターのプレイヤー、もしくは「トラップ」に引っかかってしまったはらぺこ狼)はキャラクターカードの配り直しを行います。
キャラクターカードを全て受け取り、自分を含む全員に1枚ずつ渡します。誰にどのカードを渡しても良いです。
その為、「さっきはらぺこ狼をやっていたけど、高得点が欲しいから次は赤ずきんをやる。」といったことができます。
全員にカードを配り終えたら、「①おうちタイルの配置」に戻り、ゲームの終了条件が満たされるまで繰り返していきます。
ゲームの終了条件
「③新しいキャラクターの選択」に入る前に得点を確認し、10点以上獲得しているプレイヤーがいればゲーム終了します。
この時点で一番得点を獲得しているプレイヤーの勝利です。
同点の場合、直前で「はらぺこ狼」だったプレイヤー、もしくはトラップで得点を獲得したプレイヤーが優先されます。
上記のプレイヤーが勝利条件を満たしていなかった場合、時計回りで「はらぺこ狼」のプレイヤーから一番近いプレイヤーの勝利です。
まとめ
赤ずきんは眠らないのルール説明は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございます。
心理戦を楽しめるドキドキ感と、得点を失ってキャラクターカードを配る時のワイワイ感が楽しめます。
価格も安いため手軽に買うことができ、3〜6人まで遊べるゲームなので、大人数で全員が理解できるゲームが欲しいとなった時にオススメです。
また、イラストがとても可愛いだけでなく、外箱も絵本のようになっているので、見た目で選ぶ人にもピッタリです。
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