カタンを絶対に理解できる完全インスト、パート1内容物編に続き、パート2セッティング編に移ります。
今回の記事で分からない名称があった場合は是非、前回の記事をご覧下さい。カタンのルール説明 ①「内容物」編
カタンのゲームボードの組み立て方や、各種カードのセッティング方法を画像付きで説明していきます。
この記事でカタンを遊ぶ直前まで理解してもらえたら嬉しいです。
各カード類、ダイスの準備
まずは各カード類、ダイスの準備です。
ボーナスカード、ダイス
ボーナスカード2枚とダイスは手の届くところに置いておきます。
資源カード
資源カードは種類別に5つの山札に分けて、全て表向きにしておきます。
発展カード
発展カードは全種類混ぜてシャッフルし、裏向きで置いておきます。
資源カード、発展カードどちらも先ほど同様、手が届くところに置いておきましょう。
ゲームボードのセッティング
次にゲームボードのセッティングです。ルールブックに書かれている方法よりも簡単なセッティングを紹介しています。
海フレームの組み立て
まずテーブル中央に海フレーム6枚を円を描くように繋げます。
地形タイルの配置
地形タイルを裏側でシャッフルし、海タイルの中に1枚ずつ、表向きにしながらランダムに敷き詰めます。
数字チップ、盗賊コマの配置
数字チップをアルファベット順に、外側から反時計回りで渦巻きを描くように配置します。この時、砂漠の地形タイルには配置しません。
配置し終えたら数字チップは数字の面を表にします。
チップを裏返すとこんな感じ
最後に砂漠のタイルに盗賊コマを配置します。
これでゲームボードの準備は完了です。
各プレイヤーの準備1
次に各プレイヤーの準備に入ります。
各プレイヤーが初めに受け取るもの
各プレイヤーは、建設コスト表1枚と、自分が選んだ色のコマ
(開拓地5つ、都市4つ、街道15本)を手元に置いておきます。
例⇩赤プレイヤーの持ち物
各プレイヤーの準備2 コマの配置
最後のセッティングとして、各プレイヤーは受け取った開拓地2つ、街道2つを順番に配置していきます。
この記事ではセッティングとして紹介していますが、カタンは街道と開拓地の配置でゲームの勝敗が大きく変わります。
どうすれば資源カードが手に入りやすいかを考えながら配置場所を選ぶとゲームがより面白くなります。
最初はどこにコマを置けばいいかわからないと思いますので、記事の最後に紹介してある初心者向けの配置を参考にすることをオススメします。
1つ目の開拓地と道の配置
まずは開拓地1つと街道1つの配置です。じゃんけん等で最初の人を決め、時計回りで順番に配置していきます。
最初に配置するプレイヤーは、地形タイル(海フレームに接しても良い)から点を1箇所を選び、自身の開拓地を1つ配置します。
その後すぐに、配置した開拓地に最も近い3箇所の辺から1箇所を選び、街道を1つ配置します。これで配置は完了です。
最初のプレイヤーが開拓地と街道を配置したら2番目のプレイヤーも同様にコマを配置するのですが、ここで配置する時の重要なルールが2つあります。
まず一つ目、各辺に街道は1つしか置けず、各点に開拓地は1つしか置けません。
道を配置できない例⇩
そして2つ目、全ての開拓地は街道2本分(2辺)の間隔がなければ置けません(道一本分の間隔で開拓地を置けない)。
開拓地、配置できない例⇩
配置できる例⇩
この2つを踏まえて最後のプレイヤーまで配置をしていきましょう。
2つ目の開拓地と道の配置
最後のプレイヤーまで開拓地、道を1つずつ配置したら、もう1つずつ街道と開拓地を配置していきます。
ですが2つ目の開拓地と街道は、最後のコマを置いたプレイヤーから、反時計回りで順番に配置していきます。
つまり 1つ目で開拓地と街道を最初に配置したプレイヤーは2つ目だと最後に配置することなります。
全員が開拓地、道を2つずつ配置したら完了です。
資源カードの獲得
いよいよ最後の準備です。配置した開拓地を元に資源カードを1~3枚獲得します。
各プレイヤーは2つ目に置いた開拓地に接している地形タイル1枚につき、対応する資源カードを1枚ずつ獲得します。
例えば黄色のプレイヤーが2つ目に置いた開拓地が⇩の場合、木材1枚、小麦1枚、羊毛1枚が獲得できます。
獲得した資源カードは手札として持っておき、自分だけが内容を確認できます。
これで準備は完了です、セッティング本当にお疲れ様でした。
もし開拓地、道をどこに配置したらいいか分からないとき
「2つの開拓地、道をどこに置けばいいか分からない」、「ゲームバランスをなるべく均等にしたい」という方もいるでしょう。
そんな場合は記事で紹介した項目の、【ゲームボードのセッティング】、【各プレイヤーの準備2 コマの配置】の段階を無視して、以下の画像のようにセッティングしましょう。
下の画像がそれぞれのプレイヤーが受け取る資源カードです。
最後にジャンケンなどで一番最初に手番を行う人を決めれば、すぐにゲームを始めることができます。
このようにセッティングすれば全員がカタンの面白さを楽しめるはずです。
次はゲームの流れ編
これでカタンのセッティングは以上になります。ここまで読んでくれた方々、本当にありがとうございます。
次はいよいよゲームの流れに移ります。
ゲームの流れ編→カタンのルール説明 ③「ゲームの流れ」編
前回の記事 カタンのルール説明 ①「内容物」編
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