「その手、ちょっと待った」ができる「セカンドベスト」のルール説明

チェスや将棋で相手が駒を動かした時、「その手、別のにしてくれない?」と思う方は意外といるのではないでしょうか。

今回紹介する2人専用ゲーム、「セカンドベスト」は合法的に「その手、別のにして」ができます。

この記事では「説明書を見てもよくわからなかった」「持ってないけど、どんなゲームなのか知りたい」という方に向けて、セカンドベストを画像付きで分かりやすく説明していきます。

今後のボードゲーム選びの参考になれば幸いです。

準備

まずは、セカンドベストを遊ぶ準備から始めていきます。

といっても非常に簡単で、ボードを中央に置き、コマを色ごとに分けて各プレイヤーの手元に置いたら準備完了です。

ゲームの流れ

セカンドベストはまず最初に交互にコマを1個ずつ配置していきます。配置できるコマが無くなるとコマの移動ができます。

コマを配置、移動した時に、相手に「セカンドベスト」と宣言される場合があります。

コマを置く

自分の手元にあるコマを1個、8つある円の中から選んで配置できます。

相手や自分のコマに重ねるように配置しても大丈夫です。

ただし、コマが3つ重なっている場所に置くことはできません。

コマを移動させる

新たに配置できるコマが無い場合、コマを移動させなければいけません。

上に何も重ねられていない自分のコマを1個、円の真向かいか、隣接している左右どちらかに移動できます。

この時も、コマが3つ重なっている場所に移動することはできません。

セカンドベストの宣言

相手がコマを配置、または移動した時に、各ターン1回だけ「セカンドベスト」と宣言することができます。

宣言されたプレイヤーは、直前に行った手とは違う手を打たなければいけません。

セカンドベスト宣言はゲーム中1回きりでは無く、毎ターン相手の最初の行動に対して宣言できます。

勝利条件

勝利条件は3通りあり、どれか一つでも満たせば勝利となります。

ですが条件を満たした後に、相手にセカンドベストを宣言された場合、勝利とはなりません。

1つの円に自分のコマが3つある

勝利条件の1つが↓の写真のように自分のコマだけで3つ、1つの円に存在することです。

4つの連続したマスの一番上が全て自分のコマになる

2つ目は↓の画像のように、各円の1番上にある自分のコマが4つ隣接している状態です。

相手が動かせるコマが無い場合

3つ目は、全ての相手のコマの上に自分のコマが重なっていたり、相手の番で、移動先が無くて動かせるコマがない場合、勝利となります。

セカンドベスト宣言をした際に、相手が他の手を打てなくなっても勝利となります。

ここが面白い

セカンドベストはチェスや将棋のように、コマ1個1個に動き方が違うといった細かいルールが無いため、誰でも気軽に遊べるのがとても良いです。

誰におすすめできるか

セカンドベストは「短期間で終わる、運要素のないゲームがしたい」という方に非常におすすめです。

箱の見た目も良いため、インテリアとしても映えます。

ボードゲーマー初心者の方は是非一度遊んでみてはいかがでしょうか。

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