【サイコロを振って絨毯を敷くだけ】マラケシュの遊び方。

ルール説明

「手軽にすごろくのようなボードゲーム が遊びたい」と言う時、マラケシュというボードゲームはいかがでしょうか。

「テーブルにボードを広げて」「サイコロを振って駒を動かし」「お金を獲得する」というとっつきやすい要素を含んでいるので初心者にぴったりです。

この記事ではマラケシュのルール説明と面白いポイント、どういった方にオススメできるか取り上げていきます。

今後のボードゲーム選びの参考になれば幸いです。

初心者に向けて、ゲームをわかりやすく説明するために内容物の一部を正式名称とは異なった呼び方をしています。

ルール説明

マラケシュは簡単にいえば、「絨毯商人となり、ライバルを妨害するために絨毯を敷き、たくさんお金を稼ぐゲーム」です。

まずはゲームの準備からみていきましょう。

ゲームの準備

机にゲームボードを広げ、マスの中央に駒を置きます。

それぞれのプレイヤーは絨毯を1色選び、4人プレイの場合は12枚、3人プレイ時は15枚全て受け取ります。(今回は2人プレイの細かいルールは省きます。)

その後、1人30コイン(1コイン×5枚、5コイン×5枚)ずつ受け取り、最初にプレイする人を決めたら準備完了です。

ゲームの流れ

自分の番が来たら、これから説明する簡単な4つのステップを行います。

1、駒の向きを変える

まず最初に駒が進む方向を決めます。

駒は左右に90度までなら方向を変えられますが、180度後ろを向くことはできません。方向を変えなくても大丈夫です。

2、サイコロを振って出た目の数だけ進む

方向を決めたら専用のサイコロを振り、出た目の数だけ直進しなければなりません。

端まで到達しており、まだ進まないといけない場合は、マスの外に書かれている矢印に沿って移動します。

移動例1 ⬇︎の状態で2が出た時

青矢印に沿って隣にくるっと移動します。

移動例2 ⬇︎の状態で3が出た時

同様に青矢印に沿ってくるっと移動するのですが、同じマスを踏んだ後一歩前進します。

3、ライバルにお金を支払わないといけないなら支払う

もし移動を終えたマスに絨毯が敷かれていない、もしくは自分の色の絨毯が敷かれている場合はこのステップは無視します。

ですが移動を終えた時、その下にライバルの色の絨毯が敷かれていたら支払いをしなければなりません。

(このゲームでは度々マスに絨毯が敷かれる事になるのですが、他の絨毯の下に重なっているものは全て無視します。なので一番上の色だけが適用されます。)

下に敷いてある絨毯の持ち主に支払いを行うのですが、支払う額は縦横に繋がっている同色の絨毯のマス分になります。

絨毯は重なっていなくても隣にあれば繋がっている扱いとなります。絨毯2マス分なら2コインですが、つながれば繋がるほど金額は膨れ上がり、下の写真の場合、10コインを茶色の絨毯の持ち主に支払わなければいけません。

脱落

もし支払いを行なって所持金が無くなった場合、支払える分だけ支払って脱落となります。

既にマスに敷かれている絨毯はそのままになりますが、そのマスに止まっても支払いは起きません。

4自分の色の絨毯を敷く

最後に自分の絨毯を1枚敷きます。

絨毯は駒がいるマスのすぐ隣に配置しなければならず、4つの辺いずれかに接している必要があります。この時、駒の下に絨毯を敷くことはできません。

2つの空のマスに配置することだけでなく、1つの空のマスと絨毯が敷かれたマスや、2つの絨毯を半分ずつ覆うような場所に配置しても大丈夫です。

配置例 自分が赤の絨毯の持ち主の場合、

下の写真のように配置することは可能です。

ですが、ライバルの絨毯1枚を丸々覆うような配置はできません

ここまでが一連の流れになっており、4ステップ全て終えると次の人の番になります。

ゲームの終了、勝利条件

全員が絨毯を敷き終えたらゲーム終了です。得点計算に入ります。

自身の持っているお金は1点となります。

それに加え、ボード上のマスを確認し、一番上に自分の色の絨毯が敷かれてあるマス1つにつき1点獲得となります。

これらを全て合計し、1番点の高いプレイヤーが勝利です。同点の場合はお金を多く持っている方が勝利します。

ここが面白い

マラケシュはゲームが終了した時にボードがカラフルになっていることが面白い点の一つです。

お金を稼ぐだけでなく、スプラトゥーンのように盤面を自分の色に染めていく楽しさがあります。

また、このゲームはバリエーションルールによってさらに面白さが増します。

そのルールでは自分の手番に行うことの順番が変わり、自分の番が来たらサイコロを振って駒を動かし、絨毯を敷いた後、最後に駒の方向を変えます。

スタンダードなルールだと相手の絨毯は避けがちですが、バリエーションルールでは支払いをする頻度が格段に上がるので、よりヒリヒリとした対戦が好きな方も楽しめます。

誰にお勧めか

マラケシュはルールがシンプルなため、試しにボードゲームを遊んでみたいという方にお勧めできます。ボドゲ経験者が初心者にボドゲの楽しさを伝えるにはうってつけです。

また、大人が小さなお子さんと遊ぶ時にも重宝すると思います。方向を決めたり絨毯を敷く楽しさは年が離れていても変わりません。

マラケシュは実際のモロッコの都市を舞台にしているので、もしかしたら国の歴史なども楽しく伝えられるかもしれません。

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