【おすすめ】高度な推理で数字を当てろ!「タギロン」ルール解説

もしあなたが推理系のゲームを買いたいと考えているのであれば「タギロン」は候補に入るのではないでしょうか。

相手の持っている数を色も含めて当てることができれば勝利という、推理系の中でもかなり面白いゲームなのでYouTubeでも数多くの方が取り上げています。

この記事ではタギロンのルール説明、ここが面白い、誰にオススメなのかの3項目に分けて紹介していきます。

今後のボードゲーム選びの参考になれば幸いです。

ゲームのルール説明

まずはよく遊ばれている2人プレイ用のルールを紹介していきます。

これを読めばゲームを完全に理解できること間違いありません。

準備

ゲームの内容物ですが、ついたてx4、0~9の数字タイルが2セット、質問カード21枚、メモ用紙があります。

ついたてはそれぞれのプレイヤーが1つずつ受け取り、手元に立てて置いておきます。

数字タイルは裏にしてよく混ぜ、それぞれランダムに5枚受け取った後、ついたてで隠して自分だけが見えるように数字を表にします。その後、左から数が小さい順(同数がある場合は赤が必ず左)に並べます。

質問カードをよく混ぜ一つの山札にし、そこからカードを6枚引いて中央に並べます。

じゃんけんなどで先行を決めたら準備完了です。

手番の流れ

自分の番が来たら質問カードを使って相手に質問するか、相手の数字を宣言するのどちらか一つを選んで行動します。

質問カードを使って相手に質問する

中央に並べられている6枚のカードの内、1枚を使って相手に質問します。

質問されたプレイヤーは質問には必ず答えなければなりません。自身の数字タイルの配置を元に正しい情報を答えましょう。内容をメモ用紙に記入していくと推理がスムーズになります。

また、複数当てはまる質問には必ず全て答えなければなりません。

例えば「連番になっているタイルはどこ」と聞かれて「23589」の数字タイルを持っていた場合、1と2番目、4と5番目といった答え方になります。

もしカードに共有情報カードと書かれているカードを使用した場合、同様に質問した側も自分の情報を答えなければなりません。

使ったカードは捨て札となり山札のそばに置かれます。新たなカードを引き中央に補充したらターン終了です。

相手の数字を宣言する

質問を繰り返していくと相手の持つ数字が分かってきます。完全に分かったと思ったら質問の代わりに宣言ができます。

宣言を選択したら相手の持っている数字タイルを左から順に赤の○、青の○…といったように色も含めて言っていきます。

宣言された後、もし少しでも間違っていた場合、不正解とだけ伝えましょう。当たっている部分も伝えなくて大丈夫です

宣言した側は不正解だった場合でも脱落はしません。ターンが終了し、相手のターンになります。再度自分のターンが回ってくれば、質問か宣言が選べます。

質問、宣言どちらかの行動を終えたら相手の番になります。

宣言した時に完全あっていた場合、宣言をされたプレイヤーは正解といってあげましょう。ゲームの終了条件が満たされます。

勝利条件

タギロンの勝利条件は宣言時に相手の持つ数字を色も含めて全て当てたら勝利となりす。

後攻が先に当てた場合、即終了し後攻の勝利です。ですが先行のプレイヤーが宣言をして当てた場合、後攻のプレイヤーも1度だけ宣言ができます。もし後攻も当てた場合、引き分けとなります。

また、質問カードが場から無くなっても正解が出ない場合も同様に引き分けとなります。

3~4人用ルールの変更点

3~4人になるとルールが若干変わります。

ついたてを全員に配り、カードを中央に6枚並べるまでは同じですが、3人プレイだとタイルを5枚ずつ配ります。4人だと4枚づつ配り、「中央3枚の合計数は?」と「中央の数字タイルは5以上?4以下?」の質問カードをゲームから取り除きます。

残ったタイルは全て裏側にして中央に伏せておきます。

これで準備が完了ですが、このゲームでは配られなかった中央の数字タイルを先に全て当てたら勝ちというゲームに変わります。

質問カードを使って質問するとき、3人プレイの場合は1人を指定して質問し、4人プレイの場合は全てのカードが情報共有カードになります。

3人4人どちらも場合も宣言は自分の番でなくても行うことができます。ただしゲーム中1度しか宣言できません。

メモに自身の予想した数字を記入し、中央の数字タイルを確認します。もし全て当たっていた場合勝利し、外れていた場合、間違っていたことを伝え即脱落します。脱落した場合質問はできませんが他プレイヤーの質問には答えなければなりません。

3人プレイだと2位が決まるか全員脱落、4人プレイだと2~3位が決まるか全員脱落でゲーム終了となります。

ここが面白い

このゲームの面白い点は実力で左右されるゲームでありながら、絶妙な加減の運があることです。

的確な質問を繰り返していけば必ず数字が分かっていきますが、論理的に物事を考えないといけないだけでなく、山札から補充される質問カードの運があります。

これを逆手にとって相手が質問したそうな内容をあえて自分が使うといった、「質問させる内容を絞る戦略」もとれます。

もう1つの面白い点はプレイ人数によってルール、おもしろさが異なることです。

3~4人プレイ時には中央の数字だけでなく、全員の数字も予想しなければならないため、2人の時よりも周りを見つつ頭も使います。なのでプレイ感が全く異なり、数独などが得意、好きな方は必ずハマると思います。

誰にオススメか

タギロンは質問を元に推理するゲームなので「頭を使う、脳トレのようなゲームが欲しい方」にオススメできます。

なので「小さい子に考える力をつけさせたい」「歳をとったので脳を衰えさせたくない」など幅広い年齢層へのプレゼントにも適しています。

また、プレイ人数でルールが異なっており、カードや配られた数字タイル次第で戦略が変わるため、「毎回プレイ感が違って飽きにくいゲームが欲しい」という方にもおすすめです。

是非2人プレイ時、3~4人プレイ時での面白さの違いを味わってみてほしいです。

決着は割と早く決まるのに、満足度の高い推理系のボードゲーム「タギロン」暇な時間の合間を縫うために買うのも良いのではないでしょうか。

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