【簡単】イラストが可愛い「ペンギンパーティー」の遊び方

ルール説明

突然なんですがボードゲームのイメージって「ルールが複雑で初心者の人には遊びづらい」「たくさんコマがあってボードがでかくて、金額も高い」って思う人もいると思います。

でも難しくてお金がかかるだけがボードゲームじゃありません。トランプのように手軽に遊べるカードタイプのボードゲームもちゃんとあります。

その1つが可愛いイラストで多くの人に遊ばれている「ペンギンパーティー」です。

この記事ではペンギンパーティーのルール説明、面白いポイント、誰におすすめできるか紹介していきます。

ゲームの概要(ストーリー)

ペンギンのパーティでは「ある遊び」が行われます、それはペンギンでピラミッドを作ること。

シャンパンタワーならぬ、ペンギンタワーを立てていきます。

ピラミッドに乗れなかったペンギンはシャチのいる海に落とされてしまうという、可愛いパッケージの見た目とは裏腹に少し残酷な一面もあります。落ちたペンギンが食べられてなければいいですが…

落ちていったライバルには目もくれず、自分の持っているペンギンのカードを一番ピラミッドに乗せることができれば勝利です。

ルール

準備

  • 赤、青、黄、紫、緑の5色のペンギンカード、計36枚をシャッフルし、全員に均等に配ります。(5人で遊ぶ場合は一枚余ります。そのカードは誰も内容は見ずに脇によけておきましょう。)
  • もらったカードは自分だけ内容が見えるように手札として持ちます。
  • 得点計算に使うシャチチップ(なるべく受け取りたく無い)を手が届く場所に置き、準備は完了です。

ゲームの流れ

最初の人から順番にカードを1枚ずつ出していき、全員で高さ最大8段のピラミッドを作っていきます。

1段目にカードを置くときは好きな色のペンギンカードを出せますが、すでに置かれているペンギンカードと隣り合うように出していきます。

1段目に置けるカードの数は8枚までです。また1段目にカードが8枚置かれていなくても2段目にカードを置くことができます。

2段目以降にペンギンカードを置くときは1つ下の段にある2枚のペンギンカードの間に置きます、置くときの条件は「置きたい場所の1つ下の段にカードが2枚あること」「1つ下の段にある2枚のカードいずれかの色と同じであること」です。

そのため1段目で置かれなかった色のカードは今回のピラミッドづくりには加わりません。

自分の番で出せるカードが無い場合「脱落」となり、出せなかった手札のペンギンカードの枚数分小さなシャチチップを受け取ります。(小さいシャチチップは1枚1点。大きなシャチチップは1枚5点分で、両替用です。)

脱落した後は手札のカードは伏せておき、手番は飛ばされます。

全員が脱落するか、カードを出しきるとゲームは終了です。カードを出し切って手札を0にした人はボーナスとして持っているシャチチップを2ポイント分返すことができます。

1度ゲームが終了したら全てのペンギンカードを1つにまとめ再度シャッフルし、シャチチップは持ったまま次のゲームの準備を行います。

参加人数と同じだけゲームを行い、受け取ったシャチチップのポイントが一番少ない人が勝者です。

ここがおもしろい

このゲームの面白さは「いかに自分の持っているカードを悟られないようにするか」「ゲーム終盤にどんなカードが何枚残っているかを踏まえた戦略を考える」ことです。

また、一色のペンギンカードだけを持っていても早くに脱落する可能性がありますし、かといって全ての色をバランスよく持っていても上手くいくわけではない。そんなジレンマも楽しめます。

そしてペンギンカードの枚数が違うところも戦略に幅をもたせています。(緑のペンギンカードが8枚あり、他の色は7枚しかありません。)

手軽に対戦相手との駆け引きを楽しめるとても良いゲームです。

どんな人におすすめか

ルールがわかりやすく、かつカードに文字が書かれていなくて色の違いしかないので初心者の人同士で遊ぶ以外にも、言語が違う人と遊ぶ時にもおすすめです。

説明書には実際にモデルになったペンギンの解説が書かれているので、そこにも目を向ければ会話のきっかけにもなり、よりゲームを楽しめると思います。

カードもよく見れば同じ色でもイラストが若干異なっていることもこだわりを感じられる点です。

ボードゲームを体験したことない方、まずはペンギンパーティーから遊んでみてはいかがでしょうか。

ボードゲームに慣れている方でももちろん楽しめます!

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